フラメンコ衣装のブラウスとハイウエストスカート
市販の「ロックミシンを使って簡単手作り 社交ダンスウエア」という本を利用して、型紙を作りました。
社交ダンスウエア―ロックミシンを使って簡単手づくり (Heart warming life series―Dance wear series)
- 出版社/メーカー: 日本ヴォーグ社
- 発売日: 2005/04
- メディア: ムック
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私は新宿オカダヤの最上階の書籍コーナーで入手しましたが…
生地は、日暮里のイーデンという、合繊化繊を沢山置いている問屋さんで買いました。
1m1000円以下で、色々な生地が買えます。
http://www.rakuten.co.jp/iiden/
ワンピースの型紙を、上半身のブラウスと、アンダーバストから下のハイウエストスカートに切り分け、更に訂正を加えました。
しかしこの本、どうもスポーツをするウエアと言う思想があまりないようで、
「多分踊っている最中に破れちゃうよ???」
という部分があったので、細部の訂正が必要です。
端の始末がハンパでなく長いので、ロックミシンを使っています。
ロックミシンを使わないならば、裾上げやバイアステープでくるむ距離は、40m以上になります!
- 黄色いポリエステルのシャンタンを5mほど用意しました。
- (写真ではスカートの中に入れていますが、オーバーブラウスとしても着られるように)裾は水平ではなく、中心を長くしたラインにしました。
- 袖ぐりを脇下を1cmほど狭めました(脇線が上に1cm長くなります)。その分、袖の型紙の袖山の両端を1cm伸ばしました。
- 腕を上に挙げやすくするため、袖山を低くし、その分ギャザーが寄るように幅を少し広げました。
- 襟をスクエアにしました(フリルをつけてから、最後に襟見返しを縫いました)。
- ドーナツ型の型紙で、袖にフリルをつけました。
- 余り布でリボンを作り、端をロックミシンで始末してレースを縫いつけてギャザーを寄せ、フリルを沢山つけました。
2.ハイウエストスカート
- グレーのポリエステル(厚手)を8m用意しました。
- ワンピースのアンダーバストから下の型紙に、スカート丈が90cmくらいになるように下の部分を足しました。
- 下着が透けないためと強度を持たせたいためと踊っている時にずれないため、ウエストから腰の下部分まで厚手の綿で裏をつけました。
- ウエスト部分はラインが崩れないように少し硬くしたいので、接着芯を貼り、表から縫い目の横に押さえミシンをかけました。
- 広がらないと踊りにくいので、全円に近くなるようにしました。
- マーメイド型にするためスカートのヒップから下に、三角のまちを8枚増やしました。(実際には、7枚のスカートのパーツの両端に、他のスカートの型紙を応用して作ったまちの三角形を当分に切り分けて貼り付け、7枚はぎにしています)
- ドーナツ型の型紙で、フリル(フラメンコではボランテといいます)を作り、長〜くはいでから裾になる方をロックミシンでかがりました。裾から膝上の辺りまでぐるっと縫い付けました。
フラメンコは大きく体を動かし、スカートをさばいたりする踊りなので、厚手の生地が扱いやすいし、合っています。フリルがキレイに揺れるには、化繊が良いと思います。
薄手の生地を使う場合、同系色の綿の裏布が必要です。汗をかいたりするので、一般の裏地の布は向きません。
裁縫の知識がないと作るのはちょっと難しいかも…ということで、詳しい説明は経験者向けに、簡単な説明になっています。
(型紙の作り方は、余力があれば乗せようかと思っています)
作り方の細部などのご質問などがありましたら、遠慮なくどうぞ!コメント欄にご記入お願いいたします。