カンテレッスン「ブレリア」

カンテとは、歌のことです。
のだめカンタービレ」参照してください。


先生が発表会と言う大仕事を終え、研修&バカンスにスペインに行ってしまったので、プロのカンタオーレをお呼びしてのレッスンがありました。


曲は、大大大好きな「ブレリア"bulerias"」


普通は発表会で一曲披露するような曲種ではなく、街角やパーティなどで、仲間内で歌い、手拍子をして楽しく踊るものです。


若手の人気・実力派のファルキートの踊るブレリア


ファルキートが子供の頃。もう天才…


まだ髪の毛があるパコ・デ・ルシアのギターと、髪の毛フサフサのカマロンの歌のブレリア


ヘレスのテレモートさんの迫力の歌のブレリア


古い動画、皆楽しそうなブレリア祭り


ブレリアは即興性がとても高い曲種です。
拍子の始めと閉め、歌の始めと閉め、踊りの始めと閉めなどに、音やアクセントやリズムの「決まりごと」があり、それで曲を進めていきます。


日本人には難しい12拍子で、12から数えて(時計の文字盤のイメージ)、
12,1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11でまた12から数えます。
アクセントは基本は12,3,6,7,10にあります。


このリズムを掴むには、とにかく何度も何度も、色々な曲や動画を見て聞いて、慣れるしかありません。
でも一度掴んで、決まりごとが理解できたら、踊り手と歌い手と楽器奏者が自由にセッションできて、とっても楽し〜〜〜〜いんです!
今回も発表会のレッスンの休憩時間や打ち上げで、アーティスト達と歌って踊って奏でて、盛り上がりました。