「題名の無い音楽会」

「題名の無い音楽会」の入場券があたり、秋雨の中、行ってきました。


当日までプログラムは発表されないのですが、着いてみると、演目はダンナの好きな武満徹の曲と、あの若き天才ピアニスト・辻井伸行氏のチャイコフスキーピアノ協奏曲!


やったー!、ラッキー!!


武満さんの曲は、やっぱりちょっとオカルティックというか、不思議な音階の響きと言うか…
でも、決して耳障りではなく、不思議と耳を済ませたくなる、音が鳴っているのに静寂を感じる世界でした。(3曲だけだけど)


客席に着いた時ダンナが
「あ、あそこの空いた所、演者が来るよ」
と教えてくれたように、笙のための曲では、フルートとオーボエの奏者が、何故か2階席(私達の席のすごく近く)に登場。
なるべく高いところで演奏するよう、曲の指示だそうです。


ノブくんの活躍は「盲目のピアニスト」としてとても話題になりましたが、そういうハンデを敢えて語る必要はない素晴らしい演奏でした。勿論プロフィールにも番組収録中も、その話題は一切触れませんでした。
噂にたがわずとてもユーモラスな性格と可愛らしい容姿と、多彩な音を駆使して華麗な曲を演奏してくれた腕前が、とてもアンバランスで個性的です。


作曲もしているそうで、一曲、キラキラした色彩が目に浮かぶような曲を演奏してくれました。


そして、プログラムを見て私が喜んだことがもう一つ。


今、日本で一番注目のフラメンコギタリストの沖仁さんが、12/5(日)の番組に出演!録画しなくっちゃね。
ああ、この回の収録に行きたかった…やっぱり悩み中のCDを買って予習しちゃおうかしら〜ん♪