THIS IS IT

http://www.sonypictures.jp/movies/michaeljacksonthisisit/

家族3人で府中のTOHOに見に行きました。
映画の日だったので、劇場はメチャ混み!上映場内も満席でした。やはり年配層がほとんどでしたが、うちみたいに子連れの人もいました。


情熱がほとばしっていて、あっという間でした。


激戦のオーディションをかいくぐったダンサー達の歓喜に上気した頬や、マイケルとの仕事を掴んで興奮する多くの有能なプロデューサーやアーティストに囲まれていても、なお及ばないマイケル・ジャクソンの神のように卓越した才能が余すところなく描かれていて、ぞくぞくしました。
コンサートを作り上げる裏話をおりまぜながら、一曲一曲をコンサートのように聞かせてくれて、三倍分くらいお得な感じです。
こんなに冷静に全てを指揮し、情熱を持って見ごたえある視覚効果と美しい歌声を作り上げられるマイケルが、本当に死んじゃったなんて、この映画見ているうちに反対に信じられなくっていきました。
特に最後の方で、女性ボーカルとのアドリブのかけあいが、歌手としてのマイケルの素の性格を物語っていて、心動かされます。
このコンサート、本当に実現して欲しかった…あの演出を、衣装を、映像を、ダンスを、歌声を、誰も見ることができないなんて。
ドキュメンタリーとして感動して泣き、歌自体に泣き、ふとマイケルの不在を思い出して泣き…涙目で見ていた2時間でした。


勿論、エンドロールで立ち上がる人は1人もいませんでした。
映画が終わった後、あちこちから拍手が起こったのも印象的でした。まるで、コンサートを見終わり、感動を伝えるために関係者に贈るような拍手。


売店では早々にマイケルグッズが売り切れていました。パンフレットは作っていないようで、他に映画を見た記念品はグッズしかないのは少し寂しいですね。Tシャツがカッコ良かったです。


早々に上映期間延長が決まり、嬉しいです。もう一回くらい行こうっと。