東京地裁に行って来た9〜手弁当

訴えられた元職場の社長、取締役とその弁護士さんは廊下で少し打ち合わせをし、私が窓から東京タワーなどを眺めているうちに帰って行きました。


第二回目の審判の日取りが二週間後に決まりました。
次回に向けての打ち合わせの日程を、知人と弁護士さん達が話し合っています。
「では、●月●日ですが…」
「あ、もう必要なさそうですよね、私は。その日は仕事が休めませんし、何かどうしても証言や証拠が必要になれば声をかけてください」
と、これで私の裁判所デビューは終わりました。


正午を過ぎ、かなり空腹です。


私は仕事を離れた会話をしたくて「ランチをご一緒にどうですか?」と弁護士さんに声をかけようかと思っていたのですが、おそらくお忙しいのと、依頼人と個人的に食事などはしないのでしょう、お二人の弁護士さん方はあっさり
「ではここで!お疲れ様でした」
と事務所に帰って行きました。


私がうがって考えたのは、食事を共にするということは支払いが発生するので、万が一後で供応の有無が問われたりするからかなぁ…
と言うことでした。
私が何回か打ち合わせに出向いた交通費も、知人とランチを取ったりしたのも全て手弁当、いっさい供応は受けていません。
当然といえば当然です。ランチ1回おごってもらったから偽証したって言われたくないですもの。
まあ、そこまで考えなくても、弁護士さんは次の仕事で忙しかっただけかもしれません。


ああ、でもあの若い美人弁護士さんと差し向かいでご飯を食べて、もし可能なら写メ撮りたかったのに!!今の職場の同僚に
「裁判所の写メ送りますね〜♪」
って言ったら
「いや、むしろ、その美人弁護士さんの写メが見たい」
ってリクエストされていたし(爆)


その後知人と、遅めのランチを取り、取り敢えずの勝利(知人にはまた、第二回目の審判まで不安にかられる日々が待っていたのです)にビールを飲んでお祝いし、やっと裁判に関係のない色々な話ができました。