東京地裁に行って来た4〜専門家に相談しよう

「裁判のススメ」とでも言いましょうか(笑)


今回、ほんの少しですが自分が関わるまで裁判って
「日常生活とは違う、ちょっと忌まわしいもの」
「なるべく関わりたくない鬼門」
というイメージがありました。ドラマや報道の印象もあるかもしれません。


でも、具体的に関わってみて
「知識や経験や情報がないフツーの人ほど、専門家の手を借りてトラブルを解決するのは大切だ」
とつくづく感じました。個人のやれることは限界があるし、感情が絡むほど事態は収拾できません。弁護士さんが間に入ってくれることでクッションになるし、色々相談できて気持ちも落ち着きます。
弁護士さんも
「裁判って恥ずかしいものでも忌まわしいものでもないんですよ」
と笑って仰いましたし友人も言ってましたが、意外と一番早くて確実で、後腐れない解決方法だと思います。


絶対に、泣き寝入りなんてすべきではないです。


人としての尊厳にも、安定した生活資金にも直結します。
常識のない厚かましい人(組織)ほど開き直って「出るとこに出ていいぞ!」と何故か言うんですね。
これは脅しですよ。正直でいい人相手であるほど、脅せば泣き寝入りすると高をくくっているんです。
しかし、人の生活と感情を傷つけるような言動をする人に、論拠があるはずがありません。それこそ、出るとこに出れば、判ってしまうんです。


今回の元職場の社長も、解雇通告を受けた知人がその場で
「弁護士に相談します」
と宣言しても
「どーぞどーぞ、好きにして」
と笑っていたようです。陳述書では
「そんな話聞いてない」
と書いてましたが、本気にしていなかったんでしょうね。
でも、あの社長なら絶対言いそうです。自分と身内と側近だけの小さなパラダイスで、ぬくぬくと、世間の常識や正義や感情などを全く理解しないで、人(社員)の犠牲の上に生きているからです。


今回の訴えは、元職場の社長にとっては「青天の霹靂」でしょうが、私や元同僚達にすれば、まさに社長の「身から出た錆」です。


レポは続きます。