地震発生直後

ちょうど、PTAの用事で学校にいました。
目の前のトロフィーが落ちてきて、ガラス戸のガラスがパリーンと割れて落ちてきました。


校庭に避難し、PTA行事は中止になってすぐに帰宅。


なんと、自宅にいると思っていた娘がいない!
緊急避難場所の小学校とか、あちこち探し回っていたら、変な方向から帰ってくるのを見つけて一安心。


部活のため再登校になっていたので、家に一人だと不安だから外出したらしい。
しかも、また大きな揺れがあったので、そのまま友達の家に非難していたそうな。

「歩いている途中や、友達の家なんかに居たら、被災した時に探し出せないよ」
「こんな時は、自宅から出ないの!自宅にいられないくらい危険なら、小学校に避難」
「散々あちこちを探し回ったんだよ!」
とがっつり説教しました。
一人で不安だったからと言うけれど、やっぱり子どもの判断力は甘すぎです。


緊迫した心地で九州の母に電話して
「私と娘は今自宅にいる。ダンナはまだ連絡がつかない」
と言ったのに、母は
「あぁ?何?」
といぶかしげ。
「大地震があったんだよ!すぐTV見て!」
とちょいキレしてしまいました。


同じマンションに住む、姪っ子も帰宅したのを確認。
九州のおばあちゃんに電話するように、何かあれば家に来て、と指示。


ホッと一案した所に、ダンナも帰宅。
コイツも、携帯会社の災害時伝言板の使い方を知らないとのたまう。
道理で返事が無いわけだ。
こっちが伝言板にメッセージ残しても、意味無いじゃん!
携帯のネット接続のトップページをダンナと娘に見せて説明。


緊急避難袋の中身も見せて
「これを持って逃げるんだよ」
と確認。
一日分の各人の下着、生理用品、眼鏡予備、小銭(10円玉と100円玉)、厚手の皮手袋、靴、救急薬、サバイバルナイフ、身体の保温シート、水と乾パンと乾燥飯です。
娘の下着はとても小さい頃のだったので、この機会に大きいのに入れ替えました。
これだけあると、どうしてもリュックふたつになっちゃうんだけど。


パンとかチョコとかオレンジジュースとか、たくさんオヤツを食べてしまいました。
緊張と疲れで、身体が甘いものを欲しがったみたい。