面接で雇用条件を明確に

面接の一番のポイントは、お互い(これが重要!)良いことも悪いことも話し合って、その中から共有できる価値観を見つけていくことです。
往々にして、良心に恥じるところ、後ろ暗いことのある企業では、面接でも必ず理想的な良いことばかり並べます。
将来をきちんと考えている企業は、現時点での問題点を理解していますから、面接や雇用の場でも提示し、従業員になる可能性のある応募者自身の判断を仰いでくれます。
この辺を見破るのは最初は難しいのですが、面接も何回か受けるうちに何となく自分をどうアピールするか、あちらのアピールをどう解釈すべきかが判ってきます。
疑問に思う点はどんどん質問するべきです。雇用契約はお互いの条件をクリアにしてから、対等な立場で交わすべきです。
「賃金は労働の対価である」
つまり、こちらは時間と労働力を提供し、対価として賃金を貰うのです。プロ野球や大リーグの選手のように、自分の収入に納得して働きたいですよね。


例えば、未経験可の仕事で、給与が20万円〜となっていたら、
「少し聞きにくいことですが、待遇と従業員の評価について聞かせてください」
と私はきっちり質問しました。(面接慣れして、本当に自分にあった企業を探そうと本気になったため)
「この業務の未経験者が、20万円の給与でスタートと言うことですよね?私は経験者で○○と□□ができますが、いくらからのスタートになりますか?確かにどんな経験者でも、企業に入ったときは新入社員で、本当の即戦力ではないですが、大切なことなので教えていただけますか?」
「○○さんの場合は年齢と経験で▲▲円と、ボーナスを合計して評価させていただきます」
と返答をいただきました。