鹿男あをによし#2

http://wwwz.fujitv.co.jp/awoniyoshi/index.html
主人公の悲劇続きは相変わらずですが、私の過去のトラウマをちくちく刺激する程ではなく、視聴者として笑い飛ばせるくらいのフィクションになってほっとしました(笑)
個性的なキャラクターによる、冒険(?)ファンタジー不思議コメディになりそう。


ただの恋愛ドラマより、こういう癖のあるドラマが好きな私ですが、小学生の娘も面白がっていて、「…判るのかなぁ?」とちょっと不思議。
でも、演出は三谷幸喜のドラマも数多く手がけた人らしいので、このテンポ好きな人にはたまらない感じかもしれません。
鈴木雅之(演出)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%88%B4%E6%9C%A8%E9%9B%85%E4%B9%8B_(%E6%BC%94%E5%87%BA%E5%AE%B6)
BGMが、凄く馬鹿馬鹿しくてわざとらしく壮大で(特にエンディングテーマ、走ってくる鹿の大群、)笑えますね〜。


藤原道子綾瀬はるか。やっぱ藤原道真からの命名?)が、きつね女・長岡美栄(柴本幸)への軽い嫉妬を含め、へべれけになってしまってめちゃくちゃ可愛いのですよ。小川孝信(たまひろ・玉木宏)が全然気づかないところがまた、ちょっと切ないというか更に愛おしい感じです。
鹿男・小川は本当に神経質なのか、反対に鈍感なのか?(おそらく鈍感KYで正解)


「目」=「サンカク」ってのは、多分優勝杯なんでしょうが、きつね女に片思いのねずみ男・南場勇三(宅間孝行・何ば言うぞうって、九州弁だなぁ)を交えて、三角関係のごたごたそのものを指すのかな?という気もします。
堀田イト(堀った井戸から命名?・多部未華子)も、美人だけど正面からまじまじと見ると、ホント「鹿顔」ですね。あの人語を喋る鹿は、彼女自身なんだろうなぁ(声は山寺宏一
校長・小治田史明(児玉清)も、イイヒトそうで、下宿(小料理屋)の女将(福原房江・鷲尾真知子)に
「抜け目無い」
と言わしめていわくありげで(多分、代々地震を抑えるのを司る陰陽師の首領的家柄?)、奥深そう。
房江の孫、美術教師の福原重久の蔵之介クン(佐々木蔵之介)の飄々とした役どころ、やっぱエエワァ♪髪を切って、ちょっとイメージチェンジです。蔵之介くんは京都の佐々木酒蔵のボンなんですよねぇ。生の関西弁、もっと聞きたいです。
あ、でも代々奈良女学館に関わっているということは、この人も、陰陽師集団の中で何か重要な役目を担っているかもしれないですね。


とにかく予想がつかないので(ダンナいわく、地味だから視聴率は伸びなさそう…?うーん)、続きが凄く気になる、久々に新感覚のドラマだと思います。
個人的には、陰陽師や妖怪や民話、言い伝えがベースになった話だから、そっちも興味津々♪