アンダーワールド（改）

（題名が違っていると友達に教えてもらったので、編集。ソースをきちんと調べて書かないなんて、非常にお恥ずかしい。）
ＴＶでやっていたのを、途中から見ました。
絵面だけのハッタリ映画化と思いきや、かなり渋めの設定やストーリーで、最後まで見ました。最初から見ればよかったなぁ。

欧州ではポピュラーな、「バンパイヤ（こうもり系統）vsウルフェン（狼男系統）」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8B%BC%E7%94%B7
（作中で使われているライカンの語源はギリシャ語かぁ）の争いですが、キーになるキャラクターや、争いのきっかけのシーンなどに意外性があり、うまい。
主人公もただのカワイコちゃんキャラでなく、周りの人々（あ、人じゃなくモンスターか）も、奥行きがあって良かったです。

惜しむらくは、衣装と色彩設計。
バンパイヤと狼男の、区別が視覚的につきにくくて、
「あれ、この人はどっちの側？」
と、せっかくストーリに入り込んだ思考が中断されて、マイナス…
特にモブ（群集）の戦闘シーンになると、「どっちがどっちや！」と軽く苛立ちました。
いっそバンパイヤ＝赤、ライカン＝青とか、きっぱり美しく分けてしまった方が、ストーリーに集中で着てよかったのに。

私が今まで見た映画の衣装の色彩設計で、一番素晴らしかったのはチャン・イーモウの「ＨＥＲＯ」。http://ja.wikipedia.org/wiki/HERO_%282002%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%98%A0%E7%94%BB%29

今度、ちゃんと最初から見たいな。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=318642