「妖怪の文化誌展」国立科学博物館

本や写真でしか見たことのない人魚や河童のミイラの実物!
意外と小さいなぁ…でもまじまじと見入ってしまいました。
百鬼夜行図を、大画面で操作して拡大したりできる展示は、良いデキ!子どもがはまっていました。
http://www.kahaku.go.jp/event/2006/10bakemono/index.html


江戸時代の博物誌も好きですので、(日記参照下さい→http://d.hatena.ne.jp/akirayucha/20060720/p1)ウキウキして見ました。


妖怪好きの子どもに質問攻めにされてしどろもどろの若いお父さん、熱心にメモを取る学生風の人。家族連れ。
会場全体もほのぼのした雰囲気でした。


個人的に感激だったのは、マンガ「陰陽師」の生原稿を娘と眺めていた時。
「どんな話なの?」
「鬼とか妖怪が出てくるのを退治する話。これ、紙に描いてシール張ったりしているんだよ〜」
後ろに居た年配のご夫婦に話しかけられました。色々とお話しするうちに「娘です」


ドヒャー、岡野玲子氏のご両親でした!


原稿からトーンまで全て整理する作業でご多忙な事、生原稿の展示には気を揉む事(劣化や保険など…)、色々とうかがいました。
http://www.najanaja.co.jp/index.html


南方熊楠の展示もやっていました(どちらも娘の好みではなく、不評でしたが…)。
裸で森を歩き回って虫刺されて股間が腫れた?とか、豪快なイメージ(^^;でしたが、実はもっと色々と「すんごい」人だったんだと実感しました。
今度著作をちゃんと読んでみよう。