学童クラブの縮小・民営化?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060809-00000414-yom-soci
男性の育休は難しいようですね。
世間でも、相変わらず働く父母(特に母)への風辺りは、まだまだ厳しいです。


娘の学童保育クラブの役員になって、市役所側の学童縮小方向・民営化準備の実態を目の当たりにして、愕然です。


学童の今後を話し合う諮問委員会、秘密裏に行われていて、学童の父母の参加も傍聴も断られ続けています。
議事も公開されていない。市からの任命制。
市側の意向らしく、委員長は「母親は家に居ろ」派。
かろうじて、学童クラブ保護者から数名が参加してますが、市の姿勢は崩せそうにない。


会長さんが、地区で連名で委員会に傍聴希望を出したら、


「そんな時間があるなら、子供の面倒をみていろ」


と言われて突っ返されましたよ。


子育て支援課の担当者も全く支援姿勢ではなく、働く父母の子をなんで市が面倒見るのか…という態度。
「好きで働いて子どもの面倒を見ない母親」という意見が見え隠れする非難口調です。


既に、知らない間に先生達の首切りというか、臨時職員化が進められていて、現在複数の学童に正職員が一人しかいません。十数人〜数十人の先生に対して、です。
一学童の児童数は、7−80人以上。それを数人の先生が見てくださっています。場所によっては臨時職員ばかりで。
何かあったときの対応が心配です。決して先生方を信用していないということではないですが…
むしろ、熱心で良い先生が多いのです。
でも常勤でないことで、仕事内容の質のほか、雇用・生活まで心配されます。
先生方も、働く女性・母。正職員ではなく、臨時で済ませる市の姿勢が出ています。(我が市では、図書館司書も臨時ばかりです)


家庭の中の経済は、各家庭で様々。
今の世の中、妻・母が全く働かなくて良い家庭の方が少ないですよね。
それに、正職員で働いているということは、税金も年金も、専業主婦より沢山払っているということだし。


今後は正攻法の意見書・希望を市に出しつつ、違う方向(市議会議員への相談、マスコミ関係との情報交換)も探らなきゃいけないかな…と思います。