ローレライ

また娘を私の趣味につきあわせ、「ローレライ」鑑賞。


良かった〜。四回位涙出た〜。そして「おとこ祭」映画、堪能した〜!
何、アタシ、あんなに良かった!と言っていながら「父恋」より「ローレライ」で泣く?
どうも個人の悩みの話より、社会や環境に追い詰められた人の話の方が、涙のツボみたいです…(苦笑)


でも、ローレライは二度は見ないけれど、「父恋」にはまた行くからさ。好き嫌いでもないと思う。
いや、オトコ臭い話(警察モノ、戦争モノ、時代劇、歴史スペクタクルの類いですね)を「おとこ祭」と呼んでいるわけですが、勿論大好きなんですけどね!


オタク好みの映画のように宣伝されてますが、かなり一般婦女子のウケも良かったようで、近くに居たの女子大生らしい二人も「思っていたよりずっと面白かったよね〜。泣いたし〜」と。(いきつけのれいこさんのブログBDFDに大変共感。私は妻夫木君は萌えの対象外だから、ノーコメント)
とにかく、脚本と設定が細かくて見事!
話はかなり単純明快で判りやすい方だと思うが、やはり事前の作り込み作業を丁寧にし、一本筋が通っていたからこその出来映え。
CGに関しては、どうせCG映像は現実とは違うから、そういう目で見て正解かな。敵潜水艦の爆発シーンとか魚雷の落ちてくるシーンとか、かなり良い出来だと思った。
どんなにCGが凄くても、脚本と演出が駄目なら愚作だから!その意味でも、水準の高い映像。


こないだ「虎の門」『こちとら』で井筒監督が噛み付いていた「艦長(役所公司)長髪おかしいんちゃう?問題」、前述のれいこさんのとこにもあった情報通り、長髪でOKなんだね〜。
それか、フツーに命令違反で潜水艦をおろされた反骨の男だから、無頼スタイルの長髪に不精ヒゲを通してるってのでも有りかとも思った。