風邪で思い出すネパールの友人

風邪で自宅療養中だったので、昼間やっていたBS映画の鞍馬天狗を何本か、ホンの一瞬ちらと眺める。
いやぁ、噂通り、新選組がめっちゃ悪役っつーか、ボロクソ(笑)
アクションはなかなか面白かった。それだけ。


午後から急に病毒が身体から抜けたと見え、熱がひいて楽になってきた。鼻腔を刺すような痛み、目の奥の鈍重な痛みも引いたから、鎮痛解熱剤はもう飲まなくても良いね。
友人からもなるべく飲まない方が良いと言われたし、もともと解熱剤は最終手段と決めているのだが、今回はいつにない高熱だったので、珍しく服用したのだった。


実は平熱が低め(35℃台)なので、38℃と言えば、他人の39℃位になるのかもしれないなぁ…と今更ながら思う。


そういえば、旅行先のネパールで熱が出た時、平熱が低めだから微熱でも私にとっては結構な熱だと、いくら説明しても医者には信用されなかった思い出がある。
かの地では、平熱の低めな女子はいないのかなぁ。ネパール人の友人♂も、「そんな話、聞いたこと無い!」って笑っていたし。ネパール人の友人は皆、男子だったからなぁ。


今、ネパールはまた王制派と毛(マオ)派が武力闘争始めそうで(何年かおきに、結構派手な闘いをしている政治の不安定な「楽園」なのだ)、友人達がどうしているか心配。
アメリカや香港などの国外に出て更に学問を修めている人、仕事をしている人もいるんだが、カトマンズに残っている筈の人もいるし。
中国で高等教育を受けた人ばかりだから、思想的にはリベラルでも、経歴でヤバかったりはしないんだろうか…数年ぶりに連絡を取ろうにも、手紙もちゃんと届かないし、電話も不安定なんだよね…


彼等の無事を祈る日々。仏教とヒンドゥー教の神様が、あんなにあんなに沢山居る国なのに…