ジェネラル・ルージュの凱旋

実は、もう一回見に行こうか、DVDを買おうと思ってます!


ストーリーもゆらぎがなく、きっちりした医療監修の元に、丁寧に作った映像的も正確で、人間の心理にも嘘がなくできていました。
重く暗い「医療現場の諸問題」を扱っているのに、反対に重々しくしないことで観客の心に届くように練ってあります。
大事故のシーンは、本当に実際の医療従事者の皆さんの思いが表現されていて、涙が出ちゃいました。


キャラクターも立っていて、主人公を若い女医にしたのは、大正解!
田口公子(竹内結子)が全然熱血でもなく目立たない存在で、周囲のバリバリ医師達に囲まれて戸惑ったりする女性と言う感じが、反対に現場をちょっと離れた所から見る役どころにぴったり。
白鳥圭輔の阿部ちゃん(阿部寛)の怪演も、どんどん際立ってきました。
二人のコミカルなシーンが、この作品の素晴らしい特長ですね。


しかし個人的にはね、モチロン若き救急センター長・速水晃一の堺雅人ですよ(笑)
いや、もう、ホントに凄く良い!!! (ネタバレするので、詳しくは書かない〜)
よだれ出るみたいな恍惚の表情で見ていたと思います。
ああ、チュッパチャプスを買いに行かねばいけません…映画館の売店で売れば良いのに!


それにしても、「ジェネラル・ルージュ」の異名が、こんな理由でつけられていたなんて…
真相が明かされた後、伏線だった小さなシーンが、様々に気になっちゃいました。
ミステリーなので、パンフレットは見た後に買うのが正解です。

公式HPの間違い探しのゲームにハマって、何回も見てしまいました!
おかげで、プレゼント当選権利をGET♪ブログパーツはうまく入手できなかったけど…)
http://general-rouge.jp/index.html