女性の社会復帰の敵は誰?

本当に、ニュースになるほど歓迎ムードではないと実感する。
大体、おエライ立場の年配の人々(特に男性)は、本音は反対の人が多いと思う。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060322-00000403-yom-pol
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060322-00000106-kyodo-pol


約10年前、結婚・妊娠時に勤めていた会社では、経営側の圧力の末辞めるハメになった(無理して仕事で挽回しようとして、切迫流産にもなったから)。
総務担当のオジサマは、凄くかばってくれて、便宜を図ってくれたけど。


辞める挨拶に行ったら、名前だけで高給取りの某大手商社系退職後の天下り・腰掛ジジィは
「それが良いよ。自宅で母親がキチンと育てないと。託児所なんかに預けたら、言葉のしゃべれない子になるから」
と、のたもうた。


はぁぁ???!!!


何となく直感だけど、専業主婦の孤立したストレス充満の子育ての方が、よっぽどアブナイ子供になる危険性が高いんじゃ?
しかも、専門家の先生達に、大変失礼な発言だ!!
保育園や学童では、10人兄弟・50人兄弟みたいにもまれて、子供達は早くから人間関係を学んでいますよ。


じゃ、あんたが家賃払ってくれるの?
食費出してくれるの?
税金払ってくれるの?
年金払ってくれるの?


うちの子供たちが払った年金や税金の受け取りは、拒否してくれんだろうなぁ?
と、心の中で毒づいて、ニッコリ部屋を後にした。


今だって学童父母は、役所より体制よりのジジィ(市の指名)達からさんざん叩かれている。
昨今の子供達を取り巻く環境の悪化の中、
「自分の子供を守れないような家庭の子供の面倒なんてなんてまっぴら」
という事らしい。


地域で守るのは、夕方に大人が家にいる家庭の子だけ?
反対に夕方の帰宅で危険性が高いはずの、働く父母の子供はほっとくの?


別に私自身は、少子化は人類規模で見たら自然の流れだと思うけど、子供を産めない環境を作っているオヤジには、さっさと引退して欲しいと思う。
テメーの給料で、若者何人働けると思う?ってね。


実はこの手の意見、オバサンも専業主婦の奥サマにも結構多い。
子持ち友人(男性)がいつぞや、自分の日記で「在宅ファッショだ」と言っていたが(あ、本人にOK取れたら、トラバっちゃおうかな)、まさにその通り。


子供は自分の子も他人の子も分け隔てなく、大事に育てたいよ、私は。