出雲の阿国#2

三九郎(堺雅人)、やっぱりダークキャラだった♪冷たくて野心家で…
今回は腕組みシーンはすくなく、威厳たっぷりに立って、見下ろす場面が多い。
声も低く抑えて、男っぽい。
自分の子を流産してしまう阿国の体調を気にするのも、いかに芸人として早く復帰できるかの方が心を占めているようだ。

今回は全体的に踊りのシーンが少なかったので目だったアラもなく、展開も二回目にして怒涛で、結構うるうるきてしまう位だった。
怜ちゃん、芝居うまくなったねぇ。いや、こういう情念的な女は、凄く合っている。
あのきっと睨み付ける目、力がある。
奔放になりがちな阿国のキャラが、根が真面目そうでお堅そうな菊川怜が演じることで、結構ひきしまって、踊りに精進する一途な女のイメージがうまく出ている。
まぁ、演技もまだまだ若くて硬いんだけど。

阿国での「微笑み役」は、鈴木一真の傳介です。
何とも暖かな、陽だまりの微笑み〜ん♪