春話二十六夜 月待ちの恋

春話二十六夜 月待ちの恋

春話二十六夜 月待ちの恋

前編の「岐かれ路」を読んでいて、ずっと忘れていた。
江戸時代の枕絵(春画)一枚ずつを題材にした、恋愛模様短編集。
前編は、どちらかというと大らかで明るい話が多かったが、後編はやや暗い。
男女の情欲の苦悩、逃げられない結末、暗転の予感に満ちた話が多かった。
でも私はこちらの方が好み。
春話二十六夜 岐かれ路

春話二十六夜 岐かれ路