大!水木しげる展

今日は、久々に東京のお正月らしい寒さ。空には雲一つ無い。
子供の頃の冬は、もっともっと寒くて、いつも風がビュウビュウと吹き付けていたと思う。最近は凧上げ姿も見ないし、子供の数自体少ない。

両国の江戸東京博物館(江戸好きな私の大大大好きな場所!)に「大(OH!)水木しげる展」を見に行った。
私の中では、両国はいつも寒くて風が吹きつけているイメージ。川の近くだから風が強く、特にJR両国駅は高架なので、本当に吹きっさらしだからか。
午後から混むのは判っていたので、朝早く出発。
開館10分前には着いていたのだが、入り口の千社札シール機の「水木しげるバージョン」の絵柄がステキだったので、ダンナ、私、娘でそれぞれ作るのに夢中になって、少々遅れて入場。
書き下ろしの大きな絵巻物や、とても凝った作りの模型、原画が豊富で、とても見応えがあり、意外とじっくり時間をかけて見てしまった。実物大の鬼太郎の家に娘も大喜び。

急いで昼ご飯を食べ(私は深川丼を注文)、そわそわしている私にダンナが気を遣ってくれて、まだ食べている娘と二人を後に残し、一人で先に常設展示場へ。
だって、じっくりじっくり展示を見たいんだもん(特に江戸ゾーンを主に)!!
本当は、映像も有る資料室とか、図書館も行きたいのだけれど、なかなか時間が取れない…。特別展と常設展に行ったらいつも、もう時間切れなの。
正月イベントの楽しげな音楽が聞こえる中、展示の入れ替わっている部分を中心に、じっくりと見学。
企画展は「将軍と鷹狩」。各将軍と鷹狩の関わりを、文化的・政治的な見地から分析してあった。
特に女性陣の目をひいていたのは、鷹狩の意匠の図柄を施した大振袖。金銀の刺繍が見事で、大名のお姫様が着たんだろうなぁと思いを馳せる。
鷹絵の変遷も興味深かった。


夜は、返さねばならないレンタルビデオ壬生義士伝TV版・最終巻」を見つつ、「世界不思議発見『幻の会津国』」と「御宿かわせみ」を見た。