文庫本カバーの型紙・作り方(追加)

akirayucha2010-12-15

この所ずっとハマっているのは、文庫本カバーをちくちくと縫うことです。
文章を読んだり書いたりするのが、まだちょっと苦手なので、溢れる創作意欲はここで満足させています。


厚紙で文庫本カバーの型紙を作りました。右にポケット状に折って縫う位置、中央にしおりの位置、左にベルトをつける位置にそれぞれ印をつけてあります。
厚さが変えられる様に、左側にはベルトをつけ、「ベロ」で本をくるみこんで固定します。

(1)型紙
長い方の幅:36.5cm
表紙を入れるポケット部分:右から7cm
しおり:右から19cm
裏表紙押さえ:左から8.5cm
上下:16cm

(2)型紙より一回り大きく布を切る
大きさが足りない場合、好きな布の組み合わせではいだり、パッチワークにしたり

(3)裏表紙おさえベルトとしおり
表紙押さえのベルトの縦は本体と同じサイズ、幅はお好みで

(4)表布と裏布を中表にしてまち針でとめる
(5)裏表紙押さえベルトとしおりを挟み込む
難易度を下げるには、細かいパーツは後から縫い付けましょう。簡単です。

(6)ひっくり返すための口を少し残して、縫う
角の部分は補強のため、1〜2針返しミシンをかけると、ピシッときれいに形が出ます。
(7)アイロンで角をくせ付けしてひっくり返し、またアイロンで形を整える


(8)口を閉じる

(9)アクセントとして、はいだ部分に押さえミシン

(10)周囲に押さえミシンと同時に、表紙ポケットを折って縫う
裏表紙押さえベルトやしおりを縫いこんでしまわないように注意しましょう!
(11)完成


※注意!!
殆どの文庫本は大体このサイズで収まりますが、早川書房の文庫本は他の出版社に比べてちょっと大きいらしく、入りませんでした!!
早川書房の文庫用には、上下サイズをあと2〜3mmほど大きくしてください。