情熱大陸を見て

役を演じている時以外の、素に近い部分を撮影されるのに、照れている堺雅人を見て、私も照れてしまいました〜!!
何だろうね、この感覚。
敢えて言えば、知り合いが舞台やマスコミに登場して、恥ずかしがる身内の感覚?
いや〜ん、まだ(笑)堺雅人本人と知り合ってもいないのに! ← 知り合う気満々のようです


昨日は疲れていたせいもあり、ちらっと「ああ、オンタイムで見なくても良いかな〜」とか思ってしまいました。
多分、堺雅人の虚像(演じている役)と実像(実際には、カメラが回っている時点で、実像ではないのだけど)のギャップを実感するのに、時間が必要だったのかな。つい最近、「ジェネラル・ルージュの凱旋」で、鬼気迫る救命救急センター長の凄みのある人物を見たせいかも。
それと、予想通りと言うか(堺雅人の実像のイメージから)、予想外と言うか(TV的にドラマチックにするかもしれないと思ったから)、地味で真面目なイメージの番組になっていたから、心拍数が上がらなかったというか…
(ジェネラルルージュでは、カッコ良すぎて本当に心臓がバクバクしてしまったもんね)
とにかく、TV見ながら照れまくりでした。


「理想の俳優(女優)というのは、どんな役でも演じられる人」というのが私の理想のアクターなのですが、それはTVに出ている人では物凄く少ない。
昨今は、俳優と言うよりタレントとして、キャラクターを立たせてイメージで売る戦略が多いからというのもあるし、求められないからなんだろうなぁ。アップになったりしたら、年齢や声がモロバレだから。「この役ならこの人しかいない」ってキャスティングとか売り方がほとんどだし。
舞台俳優・女優には、そういう人いるでしょ。幼女から老女までの一生を舞台で演ずること等は普通ですよね。
舞台「お父さんの恋」では、小学生を演じる堺雅人は、ちょっと背が高いだけで、本当にやんちゃな小学生だったし!!


堺雅人は、TVの露出が多い割に、そういうイメージ戦略を余りとっていない俳優だと思います。
イメージで出ることの多いCMもあんまりないし(ちらっと低カロリー発泡酒に出ていたことはあった)、イメージがつくことを避けている気もします。
演じる役によって、本当に人柄まで違うようになるし、プライベートを殊更露出することも、隠すこともない。
多分、知的レベルも高いから変な方向に走らないし、生活はそんなに派手でないから(=真面目ってことで、褒め言葉ですよ!!)、スキャンダルも少ない。


最後のシーンで、堺雅人の自宅?っぽい、本が沢山詰まれた狭い小部屋が映って、「おお、凄い本好きなんだなぁ」と改めて感心。
私は本好きが高じて、本屋での衝動買いを避けるべく、なるべく行かないようにしている位なので(一回に文庫本で一万円以上買ってしまう。冊数では10数冊)、色々会話が盛り上がるかも。一緒にお酒を飲みたいなぁ…と妄想が盛り上がり!


ん〜、やっぱり理想的です(笑)