時代屋訪問
神田神保町界隈の本屋の中でも異彩を放つ「時代屋」という本屋のファンの飲み会でした。
http://www.jidai-ya.com/
人生ほぼ初めてのオフ会。
最初は硬かった態度も、幹事さんとゲストの力量でぱあぁっと明るくなりました。
色々な時代と人にこだわりのある方々(笑)との交流、自分の視点以外のお話は、やはり楽しいですね。
目玉企画が「自分のオススメの単行本(勿論、歴史・時代分野)」を一冊、プレゼントにするというものでした。
書籍と言うのは、本当に自分の好みで固まってしまいがち。
でも、新しい発見が沢山あって、他人セレクトの本も面白いものです。
村上元三「次郎長三国志」
![次郎長三国志 (春陽文庫) 次郎長三国志 (春陽文庫)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51dDhjZx93L._SL160_.jpg)
- 作者: 村上元三
- 出版社/メーカー: 春陽堂書店
- 発売日: 1999/09
- メディア: 文庫
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昔の版っぽく、小さい活字で二段組ってのもイイ感じです。
清水義範「開国ニッポン」「上野介の忠臣蔵」
そして私がオススメしたのは、清水義範「開国ニッポン」です。
![開国ニッポン (集英社文庫) 開国ニッポン (集英社文庫)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51NECCVD3JL._SL160_.jpg)
- 作者: 清水義範
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2002/11/20
- メディア: 文庫
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この作者らしいちょっと皮肉の効いた文体と、史実を知っているほど楽しめる深い内容が、大変に美味しいのです。
(そして、この本の後に同じ作者の「上野介の忠臣蔵」という、清冽で哀しい真面目な作品を読まれることを、いつも人に勧めています)
![上野介の忠臣蔵 (文春文庫) 上野介の忠臣蔵 (文春文庫)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51Q0G1AH5NL._SL160_.jpg)
- 作者: 清水義範
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2002/10
- メディア: 文庫
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こういうオフなら、また行ってみたいですね。